R5年1月20日（金）寺本紀子先生による「事例を通して家族支援を学ぶ」と題し、集合及びオンラインによるハイブリット研修を開催いたしました。
　　　　　　

養護者による被虐待者の約8割が介護サービスを受けている方との事で大変驚きました。介護負担だけが虐待につながる訳ではなく、家族のシステム不全が大きく関わっているのではないかと思われます。

サブシステム、境界、パワーと家族を構造的に理解する事、そこからジェノグラム、エコマップ、生活史、パターン図を使い、見える化する事で悪循環に変化を起こせる事を学びました。

事例を使い、先生と一緒に実践しましたが、パターン図まで作成した所で様々な対応策が見えてきました。

ケアマネは家族関係が悪くならないための予防、防止的な役割でもあります。

「問題を抱えていない家族などない」という事を念頭に家族のアセスメントツールを作成し明日からの業務に活かせていけたらと思います。

寺本先生ありがとうございました。