2023.03.10

滑川

令和4年度 第3回研修会「カローリング体験会」を開催しました

令和4年11月8日(火)滑川市総合体育センターにて、富山県カローリング協会の柿澤理事長をはじめ、滑川市カローリング協会員様の協力の下、「カローリング体験会」を開催しました。市内の介護支援専門員を中心にサービス事業所の方、合わせて25名の参加がありました。参加者全員がほぼ初めての体験だったので、カローリング協会の方に各コートへ入ってもらい、ゲームをしながら細かなレクチャーを受けました。


1チームは3人。先攻後攻で重さ2キロのジェットローラー各2個の計6個を投球します。コートは縦13メートル、幅3メートル。ポイントゾーンの中心の最も近くに置いたチームが点を取れます。ローラーをはじき出したり、絶妙な位置に止めたりといった戦術はカーリングと同じです。

「ここに投げて」とチームメイトのアドバイスを受けても、ローラーが届かない、行き過ぎる、曲がりすぎるなど中々思う通りにはいかないものでした。体験会の後半では少しずつ投球も安定し、いい投球が決まった後は、ガッツポーズで盛り上がっていました。


柿澤理事長からカローリングには3つの魅力があり、1つは簡単な運動で体を動かすことができる、2つめはチームで話し合い会話を楽しめる、3つめは笑顔が生まれるというお話がありました。これはカローリングに限った話だけではないかもしれませんが、高齢者においては特に大事なことだと思います。実際は子供から高齢者までが楽しめるスポーツであり、市内では32チームでのリーグ戦も行われているとのことでした。

今回はレクリエーションを通じた研修会でしたが、参加者同士が業務以外の会話や協力をすることで、普段は知り得ることのない一面を見ることもできました。またカローリング体験のほか、スポーツを通して地域の方との関係性を作ることも目的としていたので良い機会になったのではないかと思います。

 

介護支援専門員をはじめ各サービス事業所、地域の方とも“顔の見える関係”をさらに構築していけたらと思っています。